この度、私ども軽井沢こども未来基金(運営者:NPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブ)では、共通の地域問題意識を持つ町内保護者団体の「まちなか」が実施する「かるいざわ放課後村、サマー!」イベントへ移動手段・アクティビティの無料提供を行いました。
「かるいざわ放課後村、サマー!」イベントと支援の内容
このイベントは、2022年8月2日に軽井沢に暮らす子どもたちの放課後を豊かなものにしたい、軽井沢の町に暮らす人たちに育ててもらった、体験や地域での思い出を重ねていくことで、子どもたちが軽井沢を故郷として愛着を持てる場所になってもらいたいという想いをこめて実施されました。
イベントの内容は、軽井沢の町中にある施設、音楽スタジオ、図書館、美術館、スポーツ施設、イベントホールなどの各拠点施設をバスの送迎で繋いで、自由に夏休みの1日を子ども自身が計画立案する自立型イベントであり、当基金では子どもたちの計画の立案と実際の送迎の支援を行いました。
関係者からの声
イベント参加者からは、次のようなコメントをいただいております。
参加者の子どもたち
・新しい友達ができて楽しかったし、うれしかったです。
・やってみたら楽しい、面白いということがわかったのでやってみてよかったです。
・一人でも行動できるな、と思いました。
・一緒に車に乗って移動できるのも楽しかったです。
保護者の方々
・子どもたちが主体的に計画や活動ができるよう、アクティビティが選べる点がよかったです。
・子どもたちが様々な大人や、学校の違う子どもたちと関わり体感し学べる場はとても素晴らしいと感じました。
・町中の様々な人と関われることで子ども自らの行動範囲も広がり、視野も広がっていくと感じました。
・夏休みは仕事で全く遊びに連れて行くことができないため、安心して遊びに連れて行ってもらえるのは助かりました。
イベント主催者の方々
今回、町内の有志メンバーが中心となり企画・実施しましたが、当日はボランティアで手伝ってくださった町民の方々も大勢いらっしゃいました。そして、基金には大変重要な移動手段を担っていただいただけではなく、移動中の子どもたちとのコミュニケーションも深めていただきました。まさに「軽井沢オール!」で取り組むことができたと実感しています。ありがとうございました。町内で育つ子どもたちはどの子も町の宝物。みんなで成長を見守り、時には一緒に楽しんだり成長したりすることができたらと切に願っています。
軽井沢の町は観光の魅力がいっぱいありますが、なによりも「人」という魅力があります。今回アクティビティや運転にご協力くださった皆さんはもちろん、まだまだいらっしゃるはず。だから、子どもたちには自信を持ってまちなかを闊歩し、そんな自分にとってのオモローな人を発見してほしいと考えています。それは普段は一緒に遊ばない友達も含めて。今回は人と「出会い」「まちなかで遊ぶ」ことの入口を感じていただけたのではないかと思います。
この度は、皆様のご協力により、意義のある支援活動を実施することができたことを大変嬉しく思います。
今後も「軽井沢こども未来基金」として、地域の子どもたちに貢献する活動を積極的に行い、この地域に住む全ての子どもたちが、将来に希望を持てる地域社会の形成に貢献していきたいと考えております。