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軽井沢こども未来基金とは

軽井沢こども未来基金とは

活動のコンセプト

~全ての子どもたちにスポーツ・文化芸術の体験機会を~

軽井沢こども未来基金は、「全ての子どもたちにスポーツ・文化芸術の体験機会を」をコンセプトに誕生しました。

私どもは、軽井沢の困難な状況にある全ての子どもたちに、スポーツ・文化芸術の体験機会を提供することを通じて、子どもたちの心と身体を健やかに育み、「生きる力」を育成します。

生まれた環境によって子どもたちの将来が左右されることのない社会をつくりたい。

それが、私どもの最大の願いであり当基金の役割です。

子どもたちの写真
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子どもたちが抱える困難な状況 子どもたちが抱える困難な状況

「親を頼れない子どもたち」が直面する孤独と孤立

日本には、経済的な理由や家庭の理由などで学習や体験の機会を奪われている子どもたちがいます。

世界で比較すると、日本の子ども(17歳以下)の相対的貧困率(*)は、15.7%(2018年)つまり7人に1人が相対的な貧困層だということです。

OECDのまとめによると、日本の子どもの貧困率は、先進国34ヶ国中8番目に高い数字です。

これまで「貧困問題は途上国の問題であって、日本では大きな問題ではない」と思っていた人も多かったのですが、現実はそうではなく、「子どもの貧困」の問題は日本に暮らす「私たちの問題」です。

DATA 01

日本は先進国で8番目の貧困国
子どもの貧困を表す「相対的貧困国」

子どもの貧困を表す「相対的貧困国」のグラフ
  • 相対的貧困とは、その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態のことを指しています。所得でみると、世帯の所得がその国の等価可処分所得の中央値の半分(貧困線)に満たない状態のことを言います。

さまざまな理由により児童養護施設に入所する、「親を頼れない子どもたち」は、2019年時点で約2万5千人にのぼり、全国605カ所の児童養護施設で生活しています。

悲しいことに、児童養護施設へ入所する理由の65%は虐待によるものとされています。

虐待を受けた経験は、子どもたちの心に大きな傷を残し、大人になってもその後遺症に悩まされるなどの「生きるうえでの困難」を感じる被虐待経験者が多数存在します。

また、児童養護施設で生活している児童は経済的な理由から大学進学率が低く、退所後の自立にも難しさを抱えており、児童養護施設で暮らす子どもは様々な支援を必要としています。

2009年度からは児童養護施設の中学生の塾費用を国・自治体が全額負担する制度がスタートするなど学習支援は整備されつつありますが、スポーツや文化芸術などの体験活動への支援は十分ではありません。

そして退所した児童は、頼る親や大人がいない中「孤独感や孤立感」が大きくなり、自立への大きな障壁になっている現状があります。

伝えたいスポーツの力

私たちだからできる支援があります

子どもがスポーツをしているイメージ

私ども「スポーツコミュニティー軽井沢クラブ(SC軽井沢クラブ)」は、2004年に総合型地域スポーツクラブの認証を取得し活動をスタートさせ、軽井沢に集う方々のスポーツライフを充実させるために地域に根差した活動を行ってきました。

フットボールやテニス、水泳などの子ども向けの多種多様なプログラムを提供しているほか、文化芸術のプログラムも提供予定です。

私どもSC軽井沢クラブのメンバーは、スポーツを楽しみ、スポーツを愛し、スポーツの魅力に魅了された者たちで構成され、様々な競技で厳しい身体の訓練と精神的な鍛錬を積んでまいりました。

そして様々な経験をし、スポーツが自分自身の成長に大きく寄与したことを経験しています。

だからこそ、未来ある子どもたちに、人間形成に大きく貢献する「スポーツ」を、広く経験する機会を提供したいと心から思っています。

子どもがスポーツをしているイメージ

なにより、私どもは、子どもが大好きで、子どもたちが運動による笑顔になることが何よりの生きがいです。

生まれた環境によって子どもたちの将来が左右されることのない社会をつくりたい。

是非、私どもの活動への参加とご支援をお願いいたします。

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